「積小為大」

January 31, 2017

今週は二宮尊徳の「積小為大」です。

 「小を積む努力なしに夢の実現はない。大事を成し遂げようと思うものは、まず小さなことを怠らず努めるが良い。それは小を積んで大となるからである。代替、普通、世間の人は事をしようとして、小事を怠り、でき難いことに頭を悩ましているが、できやすいことを努めない。それで大きな事もできない。第は小を積んで大となることを知らぬからである。(二宮翁夜話)」

 (石川佐智子著 日本の道徳力 p33)

 

 

 河井継之助が「峠」(司馬遼太郎)で「志ほど世にとけやすく、壊れやすく、砕けやすいものはない」と言っているように、小さなことを地道な努力で継続していくことは、誰にとっても難しいことです。
 誰もが苦しいと思うことやいやだと思うことを継続し、習慣や楽しみに出来る人を「偉人」と言うのかもしれません。
 イチローで注目すべきは、試合以外の行動でしょう。彼を敢えて天才と呼ぶのなら、彼こそ「継続の天才」です。

 私の「再建プログラム」で、会社を倒産の淵から脱し、正常企業から優良企業、無借金企業、「幸せ企業」に変えていくことの出来る経営者は、決して特別、高学歴でも、頭のいい人でもありません。再建するのに必要な「知識」を習得したら、自らを変化させ、その」知識」を地道に行動に移し「知恵」とし、習慣化させることの出来る人です。
 実際に、「再建プログラム」に着手し、最初のゴールである「俯瞰塾」に到達できる経営者はイチローの打率に及びません。高学歴、有名大学卒の経営者の方が脱落、中断してしまう確率が高いのが現実です。学力が高い経営者は総じて情報力も高いので、「もっと簡単に」「もっと楽に」「もっと早く」と「魔法の杖」を求める傾向にあります。もちろん私は「魔法の杖」は持っていません。「必ず再生できる」などと謳っている書籍やコンサルタントなどの「魔法の杖」で達成出来る「再生」はどうも私が考えているものと言葉の意味が違うようです。
 会社分割など「外科的治療」で会社の存続は確保できても、経営者や会社の体質が変わらなければ、早晩、経営危機に陥るのは目に見えています。体質を変えるには「内科的治療」が絶対に必要です。

「内科的治療」に「知識」として、難しい作業はありません。強いて言えば、前月決算を10日までに自社で作成することくらいでしょうか。これとて、「会計王」などの手軽で簡単な会計ソフトのお陰で、簿記知識など出来なくても誰でもできるようになります。これも、毎日継続して入力することを歯磨きのように習慣化させることが出来れば、経営者でなくても誰でもできるのです。

 具体的なノウハウについては
「幸せ」企業になるための「知識」と「知恵」で出来るだけご紹介していきたいと考えています。

 

2013/11/1 2017/01/31加筆

 

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